MIRACLE CLUSTERPRO X により Zabbix サーバーをクラスタ化
監視システムが停止すると他のサーバーの障害対応に時間がかかり、結果としてシステム全体の可用性を下げることになってしまいます。Zabbix をクラスタ化し可用性をあげることで、システム全体の可用性向上に貢献します。
クラスタ化するメリット
Zabbix では障害が発生するプロセスによって動作が変わるため、特定のプロセスを監視する必要があります。MIRACLE CLUSTERPRO X の「プロセス名監視機能」を利用することでより確実に Zabbix の障害を検知できるようになります。
Zabbix では Zabbix のほかに MariaDB、Apache などの複数のサービスが動作します。MIRACLE CLUSTERPRO X の「グループ依存関係制御機能(フェイルオーバグループの起動 / 停止待ち合わせ機能)」を使うことでそれぞれのサービスが動作するサーバが異 なっていても正しい順序で起動/停止が可能になります。これにより効率的にリソースを利用できます。また、サーバ間で起動順序を制御できるため、フェイル オーバの単位を局所化でき、ダウンタイムを短縮することができます。
MIRACLE CLUSTERPRO X の「SNMP 連携機能」で Zabbix から CLUSTERPRO の状態を監視することができます。また、CLUSTERPRO は Zabbix と同様にブラウザから管理操作を行えるため、ブラウザだけでクラスタの管理から他のサーバのステータス確認まで行えます。
製品名称(*) | ライセンス価格 | 年間サポート価格 |
---|---|---|
MIRACLE CLUSTERPRO X (2CPU/ 共有ディスク構成) 共有ディスク必須 |
600,000 円(税抜)~ | 360,000 円(税抜)~ |
MIRACLE CLUSTERPRO X (2CPU/ ミラーディスク構成) |
1,000,000 円(税抜)~ | 440,000 円(税抜)~ |
(*)MIRACLE CLUSTERPRO には、MIRACLE LINUX(OS)および MIRACLE CLUSTERPRO のライセンスが含まれます。
価格は 1CPU、2 ノードの場合の価格です。
Zabbix のライセンス、サポート費用は別途必要です。導入には別途構築費用がかかります。詳細なお見積もりについてはお問い合わせください。
対応バージョン
- MIRACLE ZBX 6.0(Zabbix 6.0)
- MIRACLE ZBX 5.0(Zabbix 5.0)
- MIRACLE ZBX 4.0(Zabbix 4.0)
- MIRACLE ZBX 3.0(Zabbix 3.0)
- MIRACLE ZBX 2.2(Zabbix 2.2)
- MIRACLE ZBX 2.0(Zabbix 2.0)
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