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SYNCHRO「KATABAMIシリーズ」、サイバートラストとの連携で AI 時代のゼロトラストに 対応した新機能を提供開始

~業界初、独自の IPv6/秘密分散技術とデバイス認証により「安全x低コスト」なセキュリティ対策を支援~

2026 年 8 月 25 日

株式会社 SYNCHRO
サイバートラスト株式会社

株式会社 SYNCHRO(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 室木 勝行 以下、SYNCHRO)とサイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 北村 裕司 以下、サイバートラスト)は、SYNCHRO のゼロトラストセキュリティソリューション「KATABAMI シリーズ」にサイバートラストの電子認証局を連携し、AI エージェントが自律的に判断・行動し人が介在しない自律型通信に対応した次世代ゼロトラスト・デバイス認証機能の提供を開始いたします。本機能は、SYNCHRO の偽装不可能な独自 IPv6 アドレス、秘密分散技術(特許出願中)と、サイバートラストの電子認証局より発行するデバイス証明書の三層構造により、高価なセキュリティ投資を必要とせず、既存の IoT 機器に対してハードウェアに依存しないゼロトラストセキュリティを支援します。

背景

デジタルトランスフォーメーション(DX)・AI 化の急速な進展により、工場内 PLC やセンサー同士が直接通信する「機器間通信(M2M)」や、AI エージェント同士が自律的に連携する「ソフトウェア間通信」が急増しています。サイバー攻撃が高度化する中、従来の ID・パスワードや SMS/ワンタイムパスワードなどの多要素認証は、当人認証1には有効ですが、人が介在しない IoT 機器同士の認証には適用できません。

「人が介在しない通信」の急速な増加が見込まれている現在、偽装やなりすましによる被害を防ぐうえで偽装不可能な独自 IPv6、秘密分散技術とデバイス証明書を組み合わせた「デバイス認証」によって、ハードウェアに依存しないセキュアな環境を構築し、よりセキュアに実装するための新たな仕組みが求められています。

「KATABAMI シリーズ」が解決する課題

「KATABAMI シリーズ」は、 TPM※2や HSM※3のような高価なセキュリティチップによる追加投資を必要とせずに、既存の IoT 機器へのセキュリティ実装を可能にし、以下の課題解決を支援します。

  1. スマート工場・製造 DX
    • 機器間通信でユーザー認証が利用できない
    • TPM などの物理セキュリティチップは高コストで採用できない
  2. IT インフラ活用企業
    • 接続元デバイスの真正性を証明する仕組みがない
  3. 多拠点・リモートワーク展開企業(医療・建設・物流)
    • 認証ポイントの脆弱性によるサイバー攻撃のリスク
    • 固定 IP 割当や高価なゼロトラストセキュリティを導入するリソース不足

「KATABAMI シリーズ」の概要

KATABAMI シリーズは、三層構造のセキュリティ実装により、従来のユーザー認証方式に代わり、秘密鍵をネットワーク上に伝送することなく、よりセキュアな公開鍵暗号方式によるデバイス認証を実現します。核心技術となる「秘密分散技術」は、秘密鍵を一切ネットワーク上に流すことなく公開鍵暗号方式を実現する、業界初のアプローチです。リアルな郵便配達の「本人限定受取郵便」と同様に、デジタル空間におけるエンドツーエンド暗号化(E2EE)を完全に実現し、正規の受取人のみが開封可能な通信を確保します。

三層構造による強固なセキュリティ実装

1.【KATABAMI】偽装不可能な独自 IPv6 アドレス

楕円曲線暗号方式でデバイスごとの独自 IPv6 アドレスを自動生成。IP アドレス環境下において構造的に偽装できない「公開可能 ID」として機能し、なりすましによる不正アクセスを防ぎます。

2.【デバイス証明書】電子認証局による帰属証明

KATABAMI の IPv6 アドレスごとに認証局が証明書を発行。帰属組織・所有者などの記載により、通信相手の「真正性」を保証し、不正デバイスを即時に特定します。

3.【秘密分散技術】ネットワーク非伝送の秘密鍵保護

秘密鍵を 2 つの断片に分割し、デバイスと管理サーバーで分割保持。デバイス側で両断片が揃って初めて鍵セットを生成。秘密鍵はネットワーク上を一切伝送しないため、TPM は不要で、あらゆる既存デバイスに対応します。

秘密分散の仕組みのイメージ

※1
当人認証とは:サービスにログインしたり、手続きを行ったりする際、その場にいる人物があらかじめ登録された本人と同一人物であるかを確認すること。
※2
TPM とは: Trusted Platform Module の略で、コンピュータの安全を守るためのセキュリティチップで、主に暗号鍵の保管、改ざんの検知、OS 起動時の安全確認を行うもの。
※3
HSM とは: Hardware Security Module の略で、暗号化や電子署名に使う「暗号鍵」を安全に保管し、その内部で暗号処理を実行する専用の物理デバイスや IC チップのこと。
関連 Web サイト
当お知らせに関するお問い合わせ先

株式会社 SYNCHRO
広報担当:北口
メール:kitaguchi@udc-synchro.co.jp

サイバートラスト株式会社 
広報担当:椎名・加藤 
メール:press@cybertrust.co.jp

* 本お知らせに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。