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サイバートラストが端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID Premium」によりゼロトラストソリューション連携を強化

〜 企業がゼロトラストを推進するうえで課題となる厳格な端末認証を実現し、安全なリモートワークを支援 〜

2022 年 1 月 13 日

サイバートラスト株式会社

サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞柄 泰利 以下、サイバートラスト)は、端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID(以下、デバイス ID)」が、ゼロトラストソリューション ※1 との連携を強化するための「デバイス ID Premium」の提供を開始したことを発表します。このたびの「デバイス ID Premium」の提供によって、各種ゼロトラストソリューションとの連携がより柔軟に可能となり、企業や組織が許可した端末のみに配付されたデバイス証明書を利用して認証レベルの強化を実現します。

昨今、リモートワークによって社外から社内システムや直接クラウドサービスを利用することが増える状況下において、悪意ある第三者による不正アクセスや情報漏えいなどのセキュリティリスクが増加傾向にあります。※2 従来リモートワークには VPN 機器 ※3 の利用が一般的でしたが、社内外の境界線を区別しないセキュリティモデルとしてゼロトラストセキュリティのニーズが高まり、ゼロトラストソリューションを採用する企業や組織が増える傾向にあります。

これまで「デバイス ID」は、主にペリメータセキュリティ ※4 の代表格である VPN 機器との連携で多くの実績がありました。「デバイス ID Premium」を利用することにより、これまで連携することができなかった、さまざまなゼロトラストソリューションとより柔軟な連携が可能となります。今後段階的にゼロトラストソリューションに移行する企業や組織において、VPN 機器同様にデバイス証明書による認証強化を実現します。

デバイス ID」 は、厳格な端末認証として、管理者が許可した端末にのみデバイス証明書をネットワーク経由で端末を特定して配付できるほか、モバイルデバイス管理 (MDM)との連携による配付も可能で、Windows デバイス、iPhone、iPad、Android 搭載端末、Mac、Chromebook などの幅広い端末に対応しています。デバイス証明書を登録した端末のみを接続先のネットワークにアクセス可能にすることで、不正アクセスを防ぎ安全なサービス利用環境を構築できます。

テレワークの導入に伴って規模を問わずさまざまな企業で活用が進んでいるほか、教育機関での GIGA スクール構想の実現にも活用可能です。証明書による端末の厳格な認証は、総務省の「テレワークセキュリティガイドライン」※5 や一般社団法人日本テレワーク協会および一般社団法人セキュア IoT プラットフォーム協議会のガイドライン「共同利用型オフィス等で備えたいセキュリティ対策について」※6 でも導入が推奨されています。

サイバートラストは、「デバイス ID Premium」の提供により、リモートワークやクラウドサービスの活用を推進する企業に向けて、よりセキュアに業務効率性の高い業務環境を実現することを支援します。

サイバートラスト デバイス ID について

サイバートラスト デバイス ID」は、会社が許可した端末を厳格に認証し、安全なネットワークアクセスを実現するマルチデバイス対応のデバイス証明書管理サービスです。
マルチデバイス、マルチネットワーク環境において、不正端末からのアクセスを防止し、安全に情報資産を活用できる共通の端末認証基盤を実現します。
「サイバートラスト デバイス ID」についての詳細は、 こちら の Web サイトをご参照ください。

※1
ゼロトラストソリューション:「ゼロトラスト」とは、社内外のネットワークを区別せず、信頼しないことを前提として、すべての接続者、接続端末に対してアクセス認証を行い、毎回セキュリティレベルに達しているのかを検査することでセキュリティを担保すること。2010 年に Forrester Research 社の John Kindervag 氏により提唱された概念モデルで、パブリッククラウドの活用や API によるビジネスサービスの連携などを背景に重要視されている。このセキュリティモデルに対応した製品・サービス。
※2
出典:総務省「 コロナ禍におけるデジタル活用で浮上した課題
※3
VPN(Virtual Private Network)機器:暗号化技術を使い、仮想的に拠点間のプライベートなネットワークを構成する接続方法で、盗聴される危険性が極めて低くなり、安全に拠点間の通信ができる。また、通信回線と一体的に提供される VPN であれば、インターネットを経由しないため、高速な通信を期待できる。
※4
ペリメータセキュリティ:外部と内部のネットワークを分け、ネットワーク監視、不正アクセスやマルウェア感染などの脅威の侵入を境界線で防御するセキュリティモデル。
※5
出典:総務省「 テレワークセキュリティガイドライン 第 5 版
※6
出典:「共同利用型オフィス等で備えたいセキュリティ対策について(第 2 版)2021 年 3 月」
テレワーク協会公開
SIOTP 協議会公開
サイバートラスト株式会社について

サイバートラストは、日本初の商用電子認証局として 20 年以上にわたり提供している認証・セキュリティサービスと、ミラクル・リナックスのカーネル技術やオープンソースソフトウェア(OSS)の知見を応用したオンプレミス、クラウド、組込み領域向けの Linux/OSS サービスを展開しています。
また、これらの技術や実績を組み合わせ、IoT をはじめとする先端分野に向けて、「ヒト・モノ・コト」の正しさを証明し、お客様のサービスの信頼性を支えるサービスを推進しています。
「信頼とともに」。サイバートラストは、IT インフラに関わる専門性・中立性の高い技術で、安心・安全な社会を実現します。

当リリースに関するお問い合わせ先

サイバートラスト株式会社
広報担当:椎名
メール: press@cybertrust.co.jp

※ 本プレスリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

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