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「Open Source Summit Japan 2023」出展と講演のお知らせ【12 月 5 - 6 日開催】

2023 年 10 月 24 日

12 月 5 日(火)~ 6 日(水)に The Linux Foundation が主催し、有明セントラルタワーホール&カンファレンスとオンラインで開催される「Open Source Summit Japan 2023」に、サイバートラストはゴールドスポンサーとして協賛し、ブース出展と講演を行います。
本イベントは、事前申し込みにより有償で現地もしくはオンライン参加が可能です。

Open Source Summit Japan は、日本で開催される大規模なカンファレンスで、オープンソース エコシステムが一堂に会します。技術者やオープンソース リーダー企業が、コラボレーションと情報共有のために、そして最新のオープンソース技術を学ぶために、あるいは革新的なオープン ソリューションを使った競争力の付け方を見つけるために集結します。

現時点で当社社員はスポンサーセッションを含めて 7 つのセッションにて登壇予定です。
また、「Open Source Summit Japan 2023」の併催イベントである「OpenSSF Day Japan」においても講演を行います。OpenSSF Day では、オープン ソース コミュニティが一堂に会し、オープン ソース ソフトウェア (OSS) サプライ チェーンを保護する上での課題、全体像のソリューション、進行中の作業、および成功について議論します。

皆さまのご参加をお待ちしております。

こんな方におすすめ
  • OSS セキュリティの動向を知りたい方
  • SBOM について学びたい方
  • OSPO(オープンソース プログラム オフィス) の取組みに興味のある方

Open Source Summit Japan 2023 概要

名称 Open Source Summit Japan 2023
開催日時 2023 年 12 月 5 日 ( 火 ) - 6 日(水) 8:00 ~ 17:30
会場 有明セントラルタワーホール&カンファレンス
オンライン
参加費用 有料
主催 The Linux Foundation

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講演概要
講演日時 2023 年 12 月 6 日 ( 水 ) 15:05 ~ 15:45
タイトル AlmaLinux の未来: 日本における開発と導入のコラボレーション
登壇者 サイバートラスト株式会社 
OSS 事業推進本部 執行役員本部長 鈴木 庸陛

The AlmaLinux OS Foundation
Chair of the Board of Directors benny Vasquez 氏
概要 CentOS のメンテナンス終了が最終段階に入った今、AlmaLinux OS は RHEL 互換 Linux ディストリビューションの中でも最も注目されているディストリビューションの一つです。本セッションでは、AlmaLinux OS Foundation の議長である benny Vasquez 氏が来日し、AlmaLinux の現状、課題、今後のビジョンについて語ります。また、アジアで唯一の AlmaLinux のプラチナスポンサーであるサイバートラストが、日本発の AlmaLinux の開発計画について説明します。
講演詳細 https://sched.co/1URYO
講演日時 2023 年 12 月 5 日 ( 火 ) 11:15 ~ 11:55
タイトル ビジネスとオープンソースの橋渡し
登壇者 サイバートラスト株式会社
Chief Open Source Officer 兼 OSS 技術本部 第一基盤技術部 鈴木 崇文
概要 企業でのオープンソースとビジネスの統合は、イノベーションに繋がるようになっています。当社では OSPO の立ち上げ以来、コミュニティを尊重しながら、オープンソースへの貢献を増やしてきました。この間、私たちは Linux ディストリビューションである MIRACLE LINUX の開発と、それに関連して AlmaLinux への参加と貢献に取り組んできました。その結果、私たちの開発者は、AlmaLinux の開発を通じてコミュニティを介して幅広く貢献することができるようになりました。これらの貢献のひとつには SBOM 生成機能の拡張・強化があり、これは AlmaLinux ユーザーにとって、オープンソースサプライチェーン管理の重要な部分となる可能性があります。さらに、日本の OpenSSF 活動に参加することで、セキュリティ強化に特化した専門チームを結成してきました。このセッションでは、オープンソースとビジネスを結びつける経験を共有し、企業としてオープンソースに貢献する重要性とその方法を説明します。このセッションは、日本企業がオープンソースとビジネスの橋渡しを図る上での一つの参考例として役立つでしょう。
講演詳細 https://sched.co/1Tyop
講演日時 2023 年 12 月 5 日 ( 火 ) 12:05 ~ 12:45
タイトル OpenChain Japan コミュニティの SBOM に対する取り組みの紹介
登壇者 サイバートラスト株式会社
OSS 事業推進本部 OSS テクニカルアライアンス部 富田 佑実
他 2 名
概要 OpenChain Project Japan WG は、ソフトウェア部品表 (SBOM) の活用のための定期的なミーティングを開催しています。私たちの焦点はコミュニティと企業の両方の視点からの SBOM の実用的な採用であり、サプライチェーンにおいてグローバルに使用することがスコープとなっています。OpenChain Japan WG の成果として、SPDX2.3 の仕様付録 G の SPDX Lite があります。また、SBOM の使用をサポートするための実用的な資料の開発を続けています。本セッションは、日本における SBOM の動向、SPDX3.0 への貢献、今後の SBOM 普及への期待についての 3 部構成となっています。まず、ソフトウェアサプライチェーンセキュリティにおける SBOM の重要性と日本における活動を紹介します。次に、SPDX3.0 を理解するための資料を紹介します。SPDX3.0 は旧バージョンと仕様が大きく異なるため、ユーザが仕様にキャッチアップするのに時間がかかることが懸念されています。OpenChain Japan WG の貢献と、ステークホルダーに対してどのように貢献を促しているかを紹介します。最後に、今後の SPDX の日本での運用について、ステークホルダーがどのように考えているかをまとめ、我々の経験からどのように学ぶことができるかについて説明します。本セッションの参加者は、日本における SBOM の活動を理解し、SPDX3.0 仕様と SPDX3.0 によるメリットについて知識を深めることができるでしょう。
講演詳細 https://sched.co/1TypG
講演日時 2023 年 12 月 5 日 ( 火 ) 14:50 ~ 15:30
タイトル AlmaLinux における SBOM の進化
登壇者 サイバートラスト株式会社
OSS 技術本部 第一基盤技術部 Matthias Kruk
概要 AlmaLinux はほぼ一年前から、すべてのパッケージに対する SBOM を提供しています。SBOM の生成は二つのコンポーネントに実現されています。AlmaLinux のビルドシステムはパッケージをビルド時にそのパッケージについてのメタデータを追記専用データベースに格納し、SBOM 生成ツールはそのデータベースからのメタデータを取得して SBOM に変換します。当社が AlmaLinux Foundation に参画した時点で、CycloneDX フォーマットの SBOM のみに対応していたため、サイバートラスト社のエンジニアは SBOM 生成ツールに SPDX 対応を追加しましたが、生成された SBOM が National Telecommunications and Information Administration の Minimum Elements という米国立機関とのやりとりに必要とされた SBOM に対する要件を満たさないことがわかりました。AlmaLinux の SBOM でこの要件を満たすために、必要なデータをどのように収集し、ビルドシステムとデータベーススキーマにどのような変更が必要かを調査しました。この調査は AlmaLinux に焦点を当てていますが、他の RPM ベースの Linux ディストリビューションにも等しく当てはまります。
講演詳細 https://sched.co/1Typk
講演日時 2023 年 12 月 5 日 ( 火 ) 16:40 ~ 17:20
タイトル 自動車機器向けオープンソース Linux ディストロ AGL への CIP カーネル適用提案
登壇者 サイバートラスト株式会社
IoT 技術本部 IoT Linux サービス開発部 茂田井 寛隆
概要 車載機器でも産業インフラでもセキュリティは重要な要件です。クリティカルな不具合修正、脆弱性の対応、アップデートは必要な技術です。CIP プロジェクトでは産業インフラで使用できるプラットフォームとして、不具合修正 S-LTS カーネルや SW アップデート、自動テストの開発を行っています。AGL では、特に日本のコミュニティを中心に、Virtio を使ったハードウェアの仮想化、ディスプレイの仮想化の対応が進んでいます。これはプラットフォームとしての Linux に依存しない仕組みとなっていますが、Linux プラットフォームの開発や長期的なサポートが課題と考えられます。この課題に対して、1 つのアイデアとして、CIP のプラットフォームと AGL を組み合わせることで解決していくことを提案します。そのためには、仮想化向けの設定や車載向けのリファレンスボードでの動作が必要です。本発表では、車載向け Linux ディストリビューションの 1 つである AGL に向けて、CIP カーネルを移植した経験にもとづいて、AGL を動作させるために必要なカーネル変更や動作確認の仕方を紹介します。また、後半では実際に車載機器向けの Linux における Long term Suport Kernel としての課題やメリットを意見交換をしたいと思います。
講演詳細 https://sched.co/1TvYY
講演日時 2023 年 12 月 5 日 ( 火 ) 16:40 ~ 17:20
タイトル KernelCI による Kernel 内の Rust の安定性向上
登壇者 サイバートラスト株式会社
IoT 技術本部 IoT Linux サービス開発部 橘 有栖
概要 KernelCI Technical Steering Committee の一員として、Rust-for-linux のための小さなパッチを複数貢献してきました。KernelCI は upstream の Linux kernel に焦点を当てたテストシステムで、rust-for-linux は Linux kernel に Rust 言語のサポートを追加しています。このセッションでは、rust-for-linux と KernelCI がどのように連携して動作するかについて話します。私は rust-for-linux がなぜ必要で、なぜ rust-for-linux のブランチにおいて KernelCI による安定性のテストが必要であるかを説明します。また、現在の KernelCI が rust-for-linux をどのようにテストしているか、それがどのように動作するか、結果をどのように表示するかを説明します。さらに、rust-for-linux の使用方法についても説明します。
講演詳細 https://sched.co/1TyqE
講演日時 2023 年 12 月 6 日 ( 水 ) 15:05 ~ 15:45
タイトル OSPO パネルディスカッション:OSPO を促進させるには
登壇者 サイバートラスト株式会社
IoT 技術本部 IoT Linux サービス開発部 茂田井 寛隆
他 4 名
概要 世界的な OSPO の潮流は日本企業にも広がりつつあり、TODO Group や Open Chain など OSPO に関連するコミュニティ活動も活発化しています。一方で、日本ではまだ OSPO を知らない人もおり、オープンソースコミュニティ活動の重要性や OSPO を立ち上げることのメリットを伝える必要があります。この発表では、日本企業で OSPO の立ち上げや運用に携わっている専門家と、日本で OSPO の普及を推進しているコミュニティのメンバーを交え、OSPO に関するパネルディスカッションを行います。日本企業において OSPO が果たすべき役割や、日本におけるオープンソース・ムーブメントを盛り上げるために必要なことについて議論します。
講演詳細 https://sched.co/1TyrU

出展概要

展示内容

Linux OS のセキュリティ対策ソリューションとして、独自の修正パッケージと日本語による技術サポートを提供する CentOS 延長サポートや、CentOS の後継 OS 候補の一つである AlmaLinux のサポートサービス、Linux OS を再起動せずにパッチ適用が可能なライブパッチなどをご紹介します。実際にライブパッチによるパッチ適用を行うデモもご覧いただけます。
出展ブース番号:未定

OpenSSF Day Japan 概要
名称 OpenSSF Day Japan
開催日時 2023 年 12 月 4 日 ( 月 ) 9:00 ~ 17:00
会場 有明セントラルタワーホール&カンファレンス
オンライン
参加費用 無料
※OpenSSF Day Japan に登録するには、Open Source Summit Japan への登録が必要です。
主催 The Linux Foundation

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講演概要
講演日時 2023 年 12 月 4 日 ( 月 ) 11:35 ~ 12:05
タイトル ソフトウェアサプライチェーンセキュリティ強化のために必要な統合的活動:OS からユーザアプリ、あるいはローカルからグローバル
登壇者 サイバートラスト株式会社
IoT 技術本部 製品開発統括 池田 宗広
概要 昨年の OpenSSF Day で、サイバートラストは OSS Mobilization Plan / 10 Streams からデジタル署名、SBOM の普及、サプライチェーンセキュリティ強化の 3 項目について注力を宣言しました。このセッションでは 1 年間の活動とそれを通じて見えてきた課題を述べます。ソフトウェアサプライチェーンセキュリティを強化するためには、ソフトウェアの基盤である OS がまずそのための仕組みを備える必要があります。この考えに基づき、サイバートラストはこの1年間で Alma Linux および EMLinux に SBOM 生成の仕組みを導入しました。次の課題は OS の上で作成・実行されるユーザーアプリケーションを含めた統合的な運用です。また、OSS セキュリティ向上を日本でも活発化すべく行なったこの1年間の活動では、グローバルとローカルコミュニティのギャップという課題も見えてきています。このセッションではこれらのギャップをいかに埋め、OpenSSF の Value である「Public good」をいかに実現するかについて提案と議論を行いたいと思います。
講演詳細 https://sched.co/1Tv1u

※講演内容は変更する場合がございます。あらかじめご了承ください
※ 本お知らせに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

CentOS 7 延長サポートサービス
デジタルトランスフォーメーションのための電子認証基盤 iTrust
SSL/TLS サーバー証明書 SureServer Prime