証明書発行における改ざん防止と正当性保証を実現
事例企業: 西日本電信電話株式会社
業種:ソフトウェア・情報通信・IT 規模:1万人以上
目的: e シールを証明書に付与することでデジタル証明書の信頼性向上
導入前の課題
ペーパーレス化の進展に伴い、卒業証明書などの証明書がデジタル化されるケースが増えていました。しかし、デジタル証明書は紙の証明書と異なり、改ざんやなりすましのリスクが高く、発行者の正当性を確認する仕組みが十分ではありませんでした。その結果、証明書の信頼性が担保されず、受け取る側が正当性を簡単に確認できないため、手続きに不安が生じるという課題がありました。
導入の目的・解決手段
デジタル証明書の信頼性を確保することを目的として、JIPDEC の厳格な基準に基づく審査をクリアし、国内初のトラステッド・サービスとして登録されている「iTrust e シール用証明書」を採用し、e シールを証明書に付与できる仕組みを導入しました。
導入効果
発行者の正当性が保証され、証明書の内容が改ざんされていないことを担保できるようになりました。証明書の信頼性と安全性が大幅に向上し、受け取る側が正当性を簡単に確認できるようになったことで、証明書発行業務の円滑化が実現しました。また、社会的な安心感が高まり、デジタル証明書の利用促進にもつながっています。
導入企業様のご紹介
西日本電信電話株式会社は、証明書発行サービスにおける証明書オンライン送付機能で発行する電子証明書に、JIPDEC 監査基準に準拠した e シールの署名を付与する機能を提供しています。
デジタル証明書の真正性を確保し、オンライン送付する証明書に e シールを付与可能とすることで、大学などの教育機関の証明書発行業務の安全性と信頼性を向上させます。









