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スマートフォンアプリケーション診断

スマートフォンアプリケーション診断

スマートフォンアプリケーション診断について

企業では、業務利用としてスマートフォンの導入が進んでいます。同時にスマートフォンで動作するマルウェアも急増しています。アプリケーションそのものにマルウェアが仕込まれていたり、不適切なセキュリティ設定などによって、スマートフォンが乗っ取られたり、重要な情報が抜き取られたりするセキュリティ上の脅威が増加しているのです。問題を未然に防ぐためには、適切な対策を講じることが不可欠になっています。

本サービスでは、スマートフォン端末内で動作するアプリケーションを実際に操作することにより、生成されたファイルや通信などに対して診断を実施します。診断手段として、送出される通信や設定ファイルを分析・調査、他のアプリケーションからの情報へのアクセス可否の調査などを行います。

主な診断項目

通信の調査 利用目的で定義された通信内容と送出される通信内容の確認
端末内データの調査 重要情報の暗号化、ログ等へ出力保存状況、端末操作による重要情報への閲覧の可否 など
脆弱性の調査 難読化の有無、機密情報のハードコーディングの有無、データ共有機能、
アプリ連携機能からの情報漏洩、レスポンスパラメータの挙動調査 など
耐タンパー性の調査 逆コンパイルの可否、WebView の脆弱性の有無 など

診断レポート

診断結果は「診断報告書」として提出いたします。診断報告書は、経営層向けのエグゼクティブサマリー(5段階の評価ランクを含む)と技術者向けに詳細レポートとして、確認された脆弱性および対策などを記載し、お客様が改善すべき事項を明確にご提示します。

エグゼクティブサマリー 診断対象のリスクを一目で把握できるように、5段階評価(A~E)とレーダーチャートによる分析で提示します。
詳細レポート 検出された脆弱性の状態やリスク、対策案を提示します。開発者が改修しやすいように再現例と発見箇所について詳しく報告。対策案として、根本的対策と保険的対策の2種類を提示します。

確認された脆弱性の影響の度合いについては、下図の通り、「攻撃難易度」と「危険度」の2つの軸による評価を行います。それにより、公開中のシステムにおいて、「危険度が高いがその脆弱性を攻撃することは難しい」場合や、「危険度は低いが容易に攻撃できてしまう」場合などを把握できるため、リスクの高さを相対的に判断することが可能になる、といったメリットがあります。
この脆弱性の2軸評価は、サイバートラストならではのサービスであり、多くのお客様に高く評価されています。

リスク評価基準
リスク評価
マトリクス
攻撃難易度
危険度 4:緊急 3:高 2:中
2:中 2:中 1:低
1:無 1:低 1:低
0:無 0:無 0:無
危険度評価基準
システムの侵入やページの改ざん、機密情報漏洩につながる指摘事項(SQLインジェクション・クロスサイトスクリプティングなど)
システムの停止やシステム設定情報の漏洩につながる指摘事項(DoS攻撃・設定パラメータの漏洩など)
システムのバナー情報等、直接的にシステムへの侵入につながらない指摘事項(サーバサービスのバージョン取得・不要なオープンポートなど)
攻撃難易度評価基準
簡単に手に入るツールなどによって、用意に攻撃を行うことが可能
特定の条件をクリアすることによって攻撃を行うことが可能
攻撃を行うためには非常に複雑な条件をクリアする必要がある

脆弱性診断の流れと各段階で行う内容

脆弱性診断の流れは、大きく4 つの段階に分かれます。それぞれの段階で最上のメニューを用意し、お客様が納得できる、ワンランク上の「脆弱性診断サービス」を提供します。

ヒアリング

迅速かつ的確に診断内容とお見積りを提供

  • お申込み前に必ずお客様へのヒアリングを行います。
  • ヒアリングでは、お客様の抱える課題や希望する診断サービスの種類、希望するオプションサービス、契約前に開示していただける情報、日程などについて伺い、後日、お見積りを提出します。
お申込

じっくりと内容を協議した上でのお申込み

  • お申込み前に、見積書と利用規約(契約内容)を確認していただきます。
  • 診断日程の調整を行います。
診断

ヒアリングシートに基づいた的確な診断

  • お客様から提示された「ヒアリングシート」に記載された診断対象にについて、診断作業を実施します。
  1. 「ヒアリングシート」の受領と確認
    「ヒアリングシート」記載の診断対象に事前アクセスを行い、診断対象の確認と接続の確認を行います。
  2. 診断作業
    ヒアリングシートに基づき、診断作業を実施します。診断作業は平日 9 時 ~ 18 時に行います。診断期間中は、作業開始時と作業終了時にメールにて連絡します。
  3. 速報レポート
    診断中に高いリスクが確認された場合は、診断期間の終了まで待たずに即日の「速報レポート」を提供します。
報告

利用目的に合わせて2種類の報告書を用意

  • 診断終了後に「診断報告書」を提出します。また、要望によって報告会や再診断といったオプションサービスも提供可能です。
  1. 診断報告書
    診断作業の終了日からおよそ 5 ~ 10 営業日をめどに診断報告書をメールで送信します。診断報告書には、確認された脆弱性やその対策などを記載し、お客様が改善すべき事項を明確に提示します。なお、ハードコピーの診断報告書については、別途、郵送あるいは報告会開催日に提出します。診断報告書には、経営層向けの「エグゼクティブサマリー」と管理者向けの「詳細レポート」の 2 種類があります。診断報告書の内容に関する質問は、メールや電話などで受け付けています。
  2. 報告会(オプションサービス)
    脆弱性診断のスペシャリストによる報告会を実施します。診断によって確認されたリスクや対策方法などについての報告を行います。
  3. 再診断(オプションサービス)
    お客様が修正した脆弱性に関して再診断を実施し、根本的な改修が行われているかどうかを確認します。

よくある質問とその回答

脆弱性診断サービスについてのよくある質問とその回答をまとめて掲載しております。

プロフェッショナルによる脆弱性診断サービスについての詳細は、
以下のフォームよりお問い合わせください

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