製薬業界向けクラウドサービスに対する総合的なセキュリティ向上施策を実施
事例企業: プラネットファーマソリューションズ株式会社
業種:ソフトウェア・情報通信・IT 規模:1~49人
事例カテゴリ:サイバーセキュリティ対策法令準拠品質向上
目的: 自社運営クラウドサービスのセキュリティ向上
採用製品: 脆弱性診断サービス 脆弱性診断サービス ウェブサイト
導入前の課題
製薬メーカーに向けソフトウェア製品およびサポートサービスを提供しているプラネットファーマソリューションズ社(以下、プラネットファーマ)。製薬業界全体がクラウド化に向かう潮流の中、同社が製薬メーカーに提供している製品に関しても、クラウド上でのサービス展開を行うべく検討を始めた。
そうした検討の中、どのようにすればお客様にセキュリティについて安心を得ていただけるかが課題であった。また、ISO27017 の認証取得を目指すにあたり、セキュリティ強化とこれに伴う社員へのセキュリティ教育を行う必要があった。
導入の目的・解決手段
クラウド上に構築した自社サービスサイトがセキュアかどうかを第三者機関評価としてサイバートラストの脆弱性診断サービスを通じ確認。ウェブアプリケーションに内在する脆弱性などをスペシャリストが確認しレポートとして報告。
レポートで指摘事項として提案された内容をプラネットファーマ側が改修することで、構築したサービスの大幅なセキュリティ向上を実現した。また、同サービスをオンプレミス環境でご利用いただいているお客様に対しても同様のセキュリティパッチを提供した。
併せて、全社員に対しても情報セキュリティ教育および開発者向け勉強会を実施。運用上脆弱となり得る「人的要因」に対してもセキュリティ意識の底上げを行うことで、製薬業界の機密性の高い情報を取り扱うに充足するサービス運用体制を構築した。
導入効果
代表取締役の深澤様は今回のサービス提供について以下のように語っています。
「当社のお客様に対して「サイバートラストの脆弱性診断サービスを受け、社員教育を行った」旨を説明し、お客様からの安心を得ることができたのが大きいです」。 「製薬会社様は、特許や臨床データなど、大変機密性の高い情報を取り扱います。そうした情報を当社のサービスにお預けいただくに際し、サイバートラストの専門性の力を借りて、お客様にご安心いただけるサービスを構築することができました」
「当社も本年、クラウドセキュリティの国際規格である ISO27017 認証を取得しました。今後もさらなる信頼獲得に向けて活動をしてまいりたいと思っております。」
導入企業様のご紹介
製薬業界における承認申請、製造・品質保証、安全性、市販後調査における文書の電子化をサポートする事で、新薬開発の効率化、早期化に貢献し、上市後も新薬のさらなる品質向上に寄与します。
https://www.pp-solutions.jp