
C2PA は、デジタルコンテンツの出所や来歴(いつ、誰が、どのように作成・編集したか)を記録し、誰でも検証可能にするための技術標準を策定する国際的な業界団体です。
C2PAでは「コンテンツ認証情報」と呼ばれる、出版社やクリエイターがデジタルコンテンツの出所と編集履歴を証明するためのオープンな技術標準を提供しています。これにより、消費者はいつでも誰でもデジタルコンテンツの履歴を確認することができます。
フェイク対策、生成元の明示
編集履歴の可視化、出所の透明性
リアル撮影の証明、改ざん防止
透明性のあるコンテンツ流通
iTrust C2PA 用証明書は、デジタルコンテンツの出所や来歴を保証するために使用される電子証明書です。証明書は、認証局がコンテンツの生成・編集に関わるプロダクトや管理組織の実在性を厳格に確認したうえで発行され、C2PA 署名に利用されます。これにより、画像や動画などのデジタル資産の改ざんや偽造を防ぎ、信頼性の向上と安全な情報流通を実現します。C2PA 技術は、生成 AI の普及に伴う偽情報の拡散への対策としても注目されています。
iTrust C2PA 証明書の加入契約書や認証局運用規程などはこちらをご覧ください。
C2PA が公開しているサイト、contentauthenticity.org では、デジタルコンテンツに含まれる来歴情報を検証することができます。
検証用ページである Verify サイト を用いて検証を行ってみたい場合は、以下のリンクからサンプルの jpeg ファイルをダウンロードし、Verify サイトにアクセスして、同 jpeg 画像ファイルをドラッグ&ドロップしてみてください。
サンプル画像ファイル (右クリックなどででファイルを保存しください)
この jpeg 画像ファイルは c2patool を用いてサイバートラスト社によって C2PA 署名されており、改ざんされずに真正性が維持されています。