販売後の保守・点検を充実させ、継続的に収益を生み出せる「リカーリング型」ビジネスに構造転換

背景 / 課題

これまでは「製品を生産したら売って終わり」という売り切り型ビジネスであったが、一度導入すると長期間使用されることが多く、収益性が課題となっていた。製品販売後もきめ細かい保守サービスなどの付加価値を提供することにより収益性をあげたい。また、顧客接点の継続が難しく、製品の課題、改善すべき点などが把握しにくかった。

解決 / 導入効果

セキュアIoTプラットフォームを工作機械や制御機器、3Dプリンターなどに組み込むことで、外部ツールとの連携により、機器部品の故障予知、消耗品の消費程度などを把握でき、故障する前に部品交換、消耗品提供などが可能となります。長期使用される製品のライフサイクルを適切に管理して、販売後も付加価値を提供することにより、継続的に収益を得ることができます。ビジネスモデル変革でアフターサービス部門が「リカーリング型」ベネフィットセンターへと生まれ変わります。

製品・サービス・ソリューション

セキュア IoT プラットフォーム

メリット

• 売上の安定化
• 継続的な収益構造づくり
• 価格競争からの脱却
• 製品への付加価値付け

担当からの一言ポイント

IoT 社会でモノを売るには、センシングした情報を解析し、大きな問題が起こる前に修復する、常に最新・最高の状態をキープすることが必須となってきます。顧客ニーズは「所有から利用」へ転換しつつあります。自社の製品やサービスについて、｢つくって終わり｣ではなく、センシング技術を駆使し、解析することで、｢保守・改善する｣という継続型ビジネスモデルへの転換をおすすめしています。